厨房の森下です!!
すっかり寒くなり、食材も秋のものから、すこしずつ冬めいてきました。
今回ご紹介しますのは、
松葉ガニです!!

ただのカニではございません。
写真のように、ピンク色のタグがついております。
こちらは、兵庫を、いや、関西を誇るカニの名ブランド
柴山かにと申します!
兵庫の最北端に位置する城崎温泉から更に約6キロ北進んだところにある、柴山港で水揚げされる松葉ガニ。
値段も味も別格なのですが、なにがそんなに違うのでしょうか?
その秘密は、ずばり
鮮度
と
品質管理
です。
蟹漁は、一度海に出ると5日から7日、港に戻っては来られません。
なのでかつては、松葉ガニを活で水揚げするのは諦められていました。
しかし、カニを新鮮なままで届けたいという漁師さんたちの熱意により誕生したのが、柴山ブランドです。
柴山かには、まず、獲ったカニを水温2度ほどの水槽に活かした状態で港にもどります。
そして港の水槽へと移すのです
が
このとき使う水槽の水が、普通の水じゃないんです。
港の沖300mの海水を、紫外線殺菌装置、冷却装置で循環させたものを使います!
この手法なら、松葉ガニに雑菌が入る心配もなく、極めて良い状態で出荷することができるのです。
この徹底された管理体制こそが、柴山がブランドになる理由なのです。
その最良の状態で届く柴山かにの身は、繊細な筋肉質の、美しく柔らかい身。
身を取り出す際、触れただけで身がほどけてしまいそうなほどに繊細なんです。
その味わいは言うまでもなく、えもいえぬ絶品です。
普通には到底手の出ない、超高級ブランドかに、柴山カニ。
ぜひご賞味ください!!