厨房の森下です!!
寒さもだいぶ和らぎ、春の食材が続々入荷しております。
今回は、サクラマスです!!

サケ科サケ目、川から海へ回遊し、産卵時期に川を上る、降海型の魚です。
海へおりずに川で成魚になったものは ヤマメ と呼ばれます。
川にいる間は表体に斑紋があり、見た目は完全に川魚ですが、15センチを超え、海へ降りる過程で銀色に変わります。これをスモルト、もしくは銀化といいます。
稀に海へ降りずに銀化する個体もいるそうで、こちらは 銀化ヤマメ と呼び区別します。
サクラマスは、一般的なシロザケに比べ脂質の多い身で、大変美味であることと、漁獲時期が限られていること、更には自然環境の変化などにより個体数も著しく減少していることなどから、とても価値の高く、貴重な魚として市場に出回ります。
余談ですが、サケとマスの違いはご存知でしょうか?
国によって基準が大きく異なるのですが、日本では、サケ化の魚の中で、シロザケやキングサーモンといった、いわゆる サケ類 と呼ばれる魚以外のサケ化の魚を全て マス としているようです。
ですが、実際は、キングサーモンのことをマスノスケ と呼ぶ地域もあるため、その線引きはかなり曖昧なようです(・・;)
今だけの貴重なお魚!
ぜひご賞味ください!!