こんにちは。
厨房の藤村です。
今日は栗のスープで使うシャテーニュ栗(Châtaigne)を紹介します。
フランス語で栗をさす言葉は、マロン(Marron)とシャテーヌ(Châtaigne)の2つあます。
マロンは、パリの街路樹のシンボルでもあるマロニエ(Marronnier)になる実ですが、食べられません。
シャテーニュはシャテニエ(châtaignier)という木になる栗で、食用です。さらにシャテニエには、マロンとシャテーニュという2種類の栗がなる。
シャテニエから採れるマロンとシャテーニュの違いは、イガの中にひとつの粒しか入っていないものがマロン、3つの実に分かれている小粒のものがシャテーニュと呼ばれるそうです。
マロングラッセに使われるのはマロンです。シャテーニュは皮を剥くのが大変で食べにくいため、一部はペーストやパウダーに加工されるが、そうしたシャテーニュを原料とした加工食品も「マロン~」と呼ばれることが多いそうです。