こんにちは!スタッフの森下です。
今回も、少し変わり種のチーズを紹介します。

ギャプロン
フランス オーヴェルニュ県の白カビチーズです。
この地方の方言で、バターミルクのことを指す「gapガプ」が名前の由来です。
もともとはバターをつくったあとの脱脂乳で作られていたものですが、現在では良質なミルクをたっぷり使うのが一般的。
脂肪分も40%程と、カマンベール並です。
ドーム型の個性的な形が特徴ですが、味わいもとても個性的。
というのも、塩、胡椒、ニンニクを加えて作られるので、味や香りも豊かで、そのまま食べてもとても美味です。
サラダやパスタに使われたりもするチーズです。
ミディアムボディの赤やビールともとても合う、おつまみチーズとしても人気の高いギャプロン。
余談ですが、ギャプロンも様々な種類がありますが、共通する特徴は、ドーム型の形と、その周りに紐がかけられていること。
この紐は、かつて、フランスの家庭で作られていたギャプロンは紐でくくり天井から吊り下げて熟成させていたことの名残だそうです。
チーズ自体の特徴だけでなく、歴史や産地を知っていると、もっとチーズ選びが楽しくなりますね(^ ^)